D出走頭数についての補正
出走頭数については、多頭数のときは、馬群に囲まれたり、前を
ふさがれたり、あるいは、外を回らなくてはならなくなったりする
可能性が大きくなることが想像されます。また、少頭数のときは、
ペースが遅くなる可能性が高くなることが考えられます。
図3−10は、芝/ダート別の出走頭数と能力タイムの関係を表
しています。REVO2000では、「馬番についての補正」と同
様に、図のような出走頭数と能力タイムの一般的傾向を開催場所別
に2次関数で表して、平均出走頭数でレースを行ったとして、能力
タイムを補正しています。つまり、次のようになります。
出走頭数補正値=f(X1)/f(X2)
能力タイム=補正前の能力タイム/出走頭数補正値
f(X):過去のデータから得た開催場所別の出走頭数と能力タイムの
一般的傾向を表す2次関数(芝/ダート別)
X1 :当該レースの出走頭数
X2 :全レースの平均出走頭数
以上@からDの内容によって、走破タイムは能力タイムに変形され、
REVO2000のデータベースに組み込まれます。このデータベ
ースには、能力タイムの他、実戦予想、特性データの計算に使われ
る数多くのデータが含まれています。